ダイハツ・ミラの基本スペック
新車価格帯 | サイズ | 燃費 |
---|---|---|
884,572円(2WD) | 全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,530mm | 24.2km/L(2WD)、21.6km/L(4WD) |
排気量 | 最高出力 | 最大トルク |
0.658L | 43kW(58PS)/7,200r.p.m. | 65N・m(6.6kgf・m)/4,000r.p.m. |

モデルの変遷
ダイハツ・ミラの歴代モデルの大まかな変遷を紹介します。
初代(L55型)モデル
1980年に初代ミラが誕生しました。当時の車種名はミラではなく「ミラ・クオーレ (Mira Cuore)」という名称となっていました。1982年のマイナーチェンジで現在の車種名である「ミラ」に変更されました。
5代目(L700/710型)モデル

軽自動車の規格改正に伴いフルモデルチェンジが実施され、1998年から5代目モデルが登場しました。
搭載されるエンジンはEF-SE型直動式SOHC、DVVT可変バルブタイミング機構付EF-VE型DOHC、インタークーラーターボEF-DET型DOHCで、どのエンジン3気筒のみが用意されていました。
1999年にはミラ・クラシックの後継でモデルと統合した追加グレード「ミラジーノ」が販売されました。
6代目(L250/260型)モデル

2002年から6代目モデルが登場しました。新たに直接噴射式エンジンEF-VD型も追加され、さらに「DAIHATSU STOP AND GO SYSTEM」を組み合わせることによって、30.5km/Lの低燃費を実現しました。
また、今回のフルモデルチェンジに合わせて「ミラ アヴィ (Mira AVY)」が新たにラインナップされました。
7代目(L275/285型)モデル

2006年から7代目ミラの販売がスタートしました。販売当初は通常モデルと、ミラアヴィの後継モデルの「ミラカスタム(Mira Custom)」の2種類がラインナップされていました。
この7代目モデルから3ドアモデルが廃止(商用モデルは除く)されることになりました。また、2007-2008日本カー・オブ・ザ・イヤーのベストバリュー賞を受賞しています。
2013年からAT車はミラ・イースへ統合されることとなり、「X Special」の5MT車のみのグレード体系に集約されることになりました。
現行モデルの特徴

グレード
上述しているように、「X Special」グレードのみのラインナップとなっています。室内
軽自動車でありながら室内長2,000mm・室内高1,265mmとなっていることで、大人4人でもリラックスして過ごせるスペースが確保されています。フロントドア部分のステップと室内フロアの段差が小さくてヒップポイントが高く設定されているため、スムーズな乗り降りが可能となっています。
走行性能
最小回転半径が4.2Mとなっているため、非常に小回りが利き、車庫入れや縦列駐車なども簡単に行えます。TOPAZ NEOエンジンが搭載されているので24.2km/L(2WD)・21.6km/L(4WD)という低燃費走行を実現することが可能です。
ダイハツ・ミラの買取査定相場
ダイハツ・ミラを買取専門店に依頼をして実際に提示された買取価格を紹介します。
年式 | グレード | カラー | 走行距離 | 査定額 |
---|---|---|---|---|
2015年 | X Special | ブラック | 0~1万km | 540,000円 |
2014年 | X Special | シルバー | 1万~2万km | 445,000円 |
2013年 | Xリミテッド | ブラック | 3万~4万km | 332,000円 |
2011年 | X | シルバー | 3万~4万km | 172,000円 |
2009年 | XリミテッドER | ブラック | 6万~7万km | 215,000円 |
2009年 | L | シルバー | 10万~11万km | 89,000円 |
2008年 | L | ホワイト | 2万~3万km | 138,000円 |
2007年 | Xリミテッド | ピンク | 8万~9万km | 273,000円 |
2003年 | ベースグレード | シルバー | 9万~10万km | 50,000円以下 |
2000年 | CX | レッド | 2万~3万km | 57,000円 |
2000年 | CD Lセレクション | ホワイト | 5万~6万km | 50,000円以下 |
1999年 | TX | ホワイト | 12万~13万km | 50,000円以下 |
モデル別の買取相場傾向
ダイハツ・ミラのモデル別の買取相場傾向は下記のとおりです。
現行モデル(L275/285型)
現行モデルは2006年から続いているロングライフモデルということで、同じモデルでも年式によって査定金額が大きく開くケースが多いです。例えば2015年式や2014年式であれば50万円前後の査定評価となることが多いですが、2006年近辺のモデルであれば10万円~20万円くらいが平均買取相場となっています。
先代モデル(L250/260型)
中古車市場のメインは現行モデルで、また先代モデルは登場してから15年程度経過しているということもあり、10万円前後が平均買取相場となっています。5代目以前のモデル
5代目以前のモデルは1990年代の車両となるため、中古車市場でもほとんどニーズがなく、5万円以下の底値で取引されるケースが多いです。口コミ・体験談
実際にダイハツ・ミラを買取専門店に依頼をして買い取ってもらった方々の口コミ情報を紹介します。

車検の時期が近づいてきたのでそろそろ新しい車に乗り換えるために買取査定を申し込みました。購入してから7年近く経過するので、買取価格にはあまり期待していませんでしたが、16万円という金額を提示してもらえました。10万円を超えれば良いと思っていたので高く評価してもらって嬉しかったです!(37歳・岡山県)

愛車のミラ・Xリミテッドを手放そうと思い、スマホから一括査定サービスを申し込みました。複数の業者から連絡があってびっくりしましたが、どの業者も対応が丁寧でスムーズに査定手続きを依頼することができました。実際に査定を受けると業者によって買取金額が異なることに驚きました。最大7万円ほどの開きがありました。個人的には少しでも高く売却するために一括査定サービスを利用するのは良い方法だと思います。(41歳・神奈川県)
まとめ
ダイハツ・ミラの現行モデルは10年近く販売されているので、同じ現行モデルであっても年式やグレード、走行距離によって査定金額が大きく変動します。
3年落ちまでの車両であればディーラーに下取りに出してもそこそこの高値で売却できますが、新車で購入してから5年以上経過している車両であれば、買取専門店に買い取ってもらう方が高く売れるケースが多いです。

軽自動車は中古車市場に数多く流通しているため、キズや凹みなどのマイナスポイントがあれば買い叩かれることが多いです。少しでも高く買い取ってもらうためには日頃からしっかりとメンテナンスをして大切に乗るように心がけて下さい!
長い年月を積み重ねるに伴い、ミライースやミラココアなどの派生車種も登場しています。現行モデルでは「X Special」の5MT車のみのラインナップとなっています。