車の買取査定で活躍!中古自動車査定士が実施する査定評価方法とは?

あなたは「中古自動車査定士」という資格を知っていますか?

中古自動車査定士とは読んで字の如く、「中古車の価値を査定する能力がある方に与えられる資格」で、一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が運営しています。

この時点でピンっとくる方もいると思いますが、つまり車の買取査定を実施する際に活躍するのが中古自動車査定士の資格を取得した方々です。

そこで今回は、車の買取査定に大きな役割を担う中古自動車査定士の資格に関して詳しく紹介していこうと思います。





中古自動車査定士の資格がなくても査定はできます


中古自動車査定士は民間資格で、自動車免許のように資格がないと中古車を査定できないという決まりはありません。

つまり中古自動車査定士の資格がなくても中古車を査定することは可能です。

しかし、中古自動車査定士の資格があるということを査定依頼者に提示することで信頼を得る効果もあるので、買取業者の中には従業員に対して中古自動車査定士の取得を推奨するところも多々あります。

また、大手の買取業者では長年の経験を活かして、独自の査定方法を開発して各従業員に教育をしているところもあります。





試験概要


中古自動車査定士の資格は「小型車査定士」と「大型車査定士」の2種類が用意されています。

それぞれで実施される技能検定試験に合格することで中古自動車査定士に認定されることになります。ちなみに検定試験は年2回(6月と12月)実施されます。


受験資格

下記の条件を全て満たしている方が中古自動車査定士の試験を受けることができます。

1)自動車運転免許を保有している方(小型車査定士受験者は普通運転免許以上、大型者査定士受験者は大型第1種免許以上を保有していることが条件となります)

2)自動車の販売、あるいは整備業務の経験が半年以上ある方

3)日本自動車査定協会の研修を修了している方(3日間のカリキュラムで研修が実施されます)

4)年齢が20歳以上の方


自動車免許を取得したり、研修を修了することは難易度は低いですが、自動車業界に在籍していることが条件となっているので、その他の業界で働いている方々は取得することができない資格といえます。



【技能検定試験の内容】

1)学科試験
  • 中古自動車査定制度
  • 中古自動車査定基準、同細則及び加減点基準
  • 自動車の構造、機能及び取扱い
  • 保安基準、その他自動車に関する法規
  • その他査定に関する事項

2)実技試験
  • 査定の実技





中古自動車査定士の査定方法


中古自動車査定士が実施する査定方法を紹介します。

査定する中古車と標準状態を比較して、どのくらいの価値が残っているのかを判断していきます。この「標準状態」とは、下記のように定められています。

    • 外装・内装は無傷であること
    • エンジン・足回りは走行の際に支障なく良好であること
    • 車検の残り月数は3ヶ月以内であること
    • 走行キロ数は標準であること
    • タイヤの残り溝は1.6ミリ以内であること
    • 事故の修復歴や改造工作がなく、損傷要因などがないこと

引用:一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)






査定価格の算出方法


上記で紹介した標準的な整備を完了した小売価格(査定基準価格)から各項目ごとに細かく加減評価を実施することで査定価格が決定します。

査定基準価格は日本自動車査定協会が支社ごとに市場実績として毎月設定します。

中古車を1台1台個別に査定していることを個別査定といいます。査定結果は個別査定書(別名:カーチェックシート)に記載されることになります。


カーチェックシート
(カーチェックシート)



【カーチェックシートの項目】
カーチェックシートに記載されている各番号に記載する内容は下記のとおりです
    • 欄外:車格、駆動方式
    • 仕様:形状、ミッションの種類
    • 転記:検査証の内容
    • 車両図:外装の状態
    • 重点項目チェック:修復歴の有無など
    • 内装シート:室内の状況
    • 車両本体:内外装や機能の状態
    • タイヤ・ホイール:種類、サイズ
    • 商品価値:走行距離、各書類の有無
    • 装備品:装備品の有無
    • 価格計算:加減集計の結果と査定価格





買取業者によって評価基準は異なります


このように見ていくと、「中古自動車査定士が査定した場合は全て同じ評価価格になるのではないの?」と疑問に思うかもしれません。

実際に複数の買取業者に査定を依頼した場合は、各業者によって評価価格が異なるケースが多いです。

もちろん試験に合格する知識とスキルを兼ね備えているので、皆さん同じようなポイントを確認して評価をすることになります。

しかし、そのチェックポイントを踏まえて加減評価する際の基準が各買取業者によって異なるため、同じ車を査定しても評価価格に差が出るのです。

例えば、ミニバンを重点的に買い取りたいと考えている業者であれば、ミニバンの査定依頼を受けた際には他の買取業者よりも好条件で評価をしてくれることがあります。


もし、あなたが正しい査定評価基準で車を売却しようと考えているなら、中古自動車査定士の資格を取得している査定士が在籍している買取業者に依頼することをお薦めします。







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